竹の打楽器に取り憑かれてもう十ン年、世界各地の楽器を参考に制作し始め
ライブで遊ぶ。オリジナルも増えてきた。竹の種類は笹も含めると40数種?
木でもなく、花でもなく、草でもない、知れば知るほど変なヤツ。節の中の
気体を育てる為に周りがあるんじゃないかとおかしな感慨を持ってしまう。
竹楽器の音1 ♪295K
竹楽器の音2 ♪355K
尺八になり損ねの質の良い竹を半分に切り中に10センチ
ほどのバネを仕込みます。これを手に持ち木琴のバチで
たたきます。すばらしい音、まさにスプリングリバーブ。
95年頃思いついて試作完成時には驚喜。25cm前後
打楽器奏者の方々からも絶賛?!
「響竹」とでも名付けましょうか?
オリジナル第二段、命名不可 奏法多様!節もいい音。50-60cm
第三段、耳に当てはじく。いわばカリンバ、自分だけに響く深い音。35cm
第四段、豚の悲鳴、バスドラの皮に松ヤニ塗った棒を上下、
第五段、オリジナルシェーカー各種
第六段、肩たたき (笑)
第七段 イカにタコ
第八段 08/12夜叉ケ池公演の為に作ったシェーカー各種
アマゾンの木の実チャフチャス使用
以下世界の竹楽器自作シリーズ。
テポナストリ(メキシコ) 上三本は皮を焼き(真竹)
下は皮を剥いで焼いてみる。(孟宗竹)
さざ波 (レインスティック)(アマゾン) 1.7m 直径5cm 落下時間長し!波の音
アンクルン(インドネシア)制作に結構手間がかかる。コロコロ音
バリンビン(ルソン)ムックリのような音、細い割れ目がさわりになる。40cm
竹制ウッドブロック!
雀おどし(日本)音は竹のカスタネット?
棒状タンバリン
ギロ (ささら 東北南部)
回しもの各種 1.うなり木(世界各地) 2.鳥笛(日本)(穴から空気が入り笛の原理で鳴る)
3.弓(ゴムの絃が和音で唸る) 4.蛙、蝉の声?(糸の付根に松ヤニ 擦る振動が筒に伝わる)
ウインドチャイム(アジア)超高価煤竹(すすたけ)
スプリングドラム、開口部を調節で嵐の音
鼓の音、節を叩く、穴の押さえ加減で音程が変わる
バリハ(マダガスカル)箏糸使用 音は素朴ウクレレ?
スタンピングスティック(オセアニア 南米)13-22cm
ただの筒 石に落としてコーン!一応ドからシの12本
マシンガン 全長54センチ!トリガー回転させカタカタ音
パープン(ベトナム) 節を抜きスリッパで開口部を叩く 直径14cm 2m 重低音
音程はおおよそ内径10cm竹長150cmで基音Aとなる。約15cm刻みで半音変化。
下は手持ち変形パープン 叩き方で二種類の音が出る。
節を生かしたボンゴ
うなり円盤(南アフリカ) 昔ボタンで作ったなぁ。
ト、ルン (ベトナム)木琴の原型?
ムックリ(日本)指で弾くタイプ
ご飯だよーっ!コーン!盆栽板+裏に細工の煤竹
マイノリティー 何と魅力的な!
1.表は楕円の一本の竹、裏から見れば二本が一つに
2.土からこの形のままに成長していた
3.楕円形の根本からぐっと反り返る
小物各種(暇人!)
孟宗竹直径10-15cm程度
長さは1-5m程度のもの
各節は抜かず全て残す
ACDBが振動版となりこれを舌と言う
1.ジグソーの歯が入る程度の穴を二箇所に開ける AB
2.直線 AE BF をジグソーで切る AB間は約6センチ
その時JLのような角度で切断のこと
Kのように中心に向かって切ると舌が振動できなくなる
3.真ん中の線 CDを入れる
この場合 AC CE 間の距離を同じにしないこと
距離が短いと音が高く 長いと低くなる
4.根本の節の短い所は I のように舌は一つで良い
5.舌の形状はどんな形でも良い GH のように間が空いても良い
6.竹の細い方(上部)にMのような足をつける(菜箸などが適当)
スティック作成 竹の枝でも良 1セット2本
菜箸(竹製の40cm位のもの)一組準備。
箸の先端の細い部分は切り落とし全体に同じ太さにする。
Gパンなどの切れ端をボンド付けて巻き付け凧糸で縛ります。
布ガムテープで巻いて輪ゴムで巻いての代用も可。