竹 楽 器

竹の打楽器に取り憑かれてもう十ン年、世界各地の楽器を参考に制作し始め
ライブで遊ぶ。オリジナルも増えてきた。竹の種類は笹も含めると40数種?
木でもなく、花でもなく、草でもない、知れば知るほど変なヤツ。節の中の
気体を育てる為に周りがあるんじゃないかとおかしな感慨を持ってしまう。

竹楽器の音1 ♪295K
竹楽器の音2 ♪355K



音数多いし和音にリズムと伴奏だらけの箏。乗っかる尺八メロディーばっか!
一音成仏も結構なれど、逆もあってもいいんじゃないの?
運搬は楽で調絃もしなくていいし! で、憎っくき竹を切り始めた、、くぅ! 快感!!(笑)




珍しい竹の数々(宮城県七ヶ浜国際村収集品より)




第十五弾!  宮崎県 木城町 えほんの郷 10才の一人旅 2011/8/14-8/21

今年は子供52人 青年12人 講師5人 スタッフ4人 計73人 始まって以来の大所帯
ゲームに筏やブランコ 竹叩きで大騒ぎ 特別企画は施設三箇所にロープで迷路を作り
そこを目隠しで通り抜ける間 子供達が様々な音の出るものを作り通行者を楽しませる
というもの 楽しい様々な工夫に驚く それでもやっぱり自然の中の川遊び 子供達に
は一番人気 真夏のイベント八日間 今年も無事終了







第十五弾!  広島ことのは会主催 島ひきおに 2010/12/19

総勢29名の箏奏者 数種の竹楽器 そして語りとのコラボ 絵本「島ひきおに」
著作者に許可を頂き全て広島弁に直す 本場広島弁を繰り広げるのは実際の鬼
の島に住む人生経験豊かな江田島の女性陣 悲痛な鬼の叫びは圧巻で思わず
涙を誘う 音を固めるのは若岡師指導による「ことのは合奏団」約50分の舞台
自分の中では今までのいろいろな実験と遊びが全て集約された内容となり変化に
富んだ構成となった 嬉しいことに追加公演多数 更なる改良 楽しい旅が続く







第十四弾!  宮崎県 木城町 えほんの郷 10才の一人旅 2010/7/25-8/2

秘密基地を作れと言ったらお化け屋敷ができてきた。32人の子供達は4つの部屋に
別れそれぞれのアイデアを組み立てる。どれも雑なのに面白く思わずニタリ。
毎度の食事は大騒ぎ、筏3台での沈没戦、川で暴れスイカ割り、ゲームに竹叩き
お絵かき、飛び込み合戦、かぶと虫、毎日があっという間。今年はいつもより早
めの開始。灼熱関東よりもかなり涼しい夏でした。皆元気で無事が何より。




こちら青年部 
早希ちゃん絵日記 楽しいですよ!



第十三弾!  宮崎県 木城町 えほんの郷 10才の一人旅 2009/8/2-10

青年スタッフ子供達総計50人。気まぐれ天気に右往左往。晴れたり止んだりの中
全高15mの二階建て塔を組み立て竹楽器にする。念願テーマ「水のステージは巨大
な自然の楽器」はついに完成。筏は一人乗りと七人乗りの二つ、でかいのは子供達
が作った!ブランコ、縄登りも。秘密基地二棟。作りも作ったり!川遊びへは
トラック荷台で皆大はしゃぎ。信号もなく警察もいない村ではのちょい悪は最高の
遊び。凡そ二十種類にも及ぶ遊びに子供達のパワーは全く衰えず。本当に子供って
すごいね!また来年逢おうね、絶対!\(^o^)/






第十二弾!  おはなしの森 札幌芸森スタジオ 2009/6/1-2

小樽に本拠を構える PIRKAMUSIC 飯田雅春さん企画「おはなしの森」CD集。
今回は第三弾にあたる。収録話は「赤ずきんちゃん」「ヘレー爺さん」
「桃太郎」「かぐや姫」の四話+楽曲のみの 「Dream Talk」の計五つ。
札幌郊外の洒落た「芸森スタジオ」で二日間収録が行われた。挿入曲は
全て飯田さんの作品。朗読は小林さん森本さん、奏者はベース飯田さん、
パーカッション羽生さん、笛の扇柳トールさん、箏17絃は私。脚本に
相良さん。エンジニア坂本さん。その中で効果音としてトランクいっぱい
の竹楽器が使われた。CD発売は2009年7月下旬。ホームページはこちら
大人にも心地よく聞ける楽しいCDに仕上がってますので是非お聞き下さい。







第十一弾!  夜叉ケ池 福山リーデンローズ大ホール 2008/12/10

作曲家兼コントラバス奏者溝入敬三さんに委嘱し実現した泉鏡花作夜叉ケ池
琵琶 尺八×2 箏 十七絃 コントラバス 篳篥 七人の編成 全90分の
ステージ 演奏しながら台詞を語って行く前代未聞の企画 その中の第二場
魑魅魍魎達の愉快な会話の中で沢山の竹楽器が使われた 今回の為に
新たに試作された物も多く舞台に彩りを添えた







第十弾!  宮崎県 木城町 えほんの郷 10才の一人旅 2008/8/2-10

今年は子供37青年8の計45人。ステージを竹で丸く囲みシンプルオブジェ、
筏も昨年に続き第二弾!4mの高さの不思議な竹の像、各種竹楽器、笛に紙鉄
砲、子供が作った竿で池の魚が釣れたのにはびっくり。目玉はウォークラリ
ー、体育館では竹ボーリング、芝居小屋では竹楽器でリズムものまね、受付
棟では紙飛行機大会、森のステージではジェスチャーゲーム、水のステージ
ではバンブーダンス、コテージではなぞなぞ、一つクリアーするごとに一つ
の文字が与えられ組み合わせて正解を考える。6チームが挑戦で勝者は2グ
ループ。どこもかしこも大盛況。川遊びは泳ぎ始めた途端に大雨、子供達の
叫声の中無念の中止、帰りはシカさんトラック荷台に全員乗っかって大はし
ゃぎ。最後の夜のステージは真っ暗闇の中、不思議な身体表現、音も絡み踊
り出す。講師陣、青年、えほんスタッフ、子供達、誰をとっても実に気持ち
のいい人々が集う。これこそ正に財産、また暑い一夏が無事に終わった。







第九弾!  宮崎県 木城町 えほんの郷 10才の一人旅 2007/8/1-9

今年は青年、韓国の子供6人含む52人の大所帯。前半の青年の部では台風5号
直撃で自然の猛威存分に味わう。子供達は言葉の壁乗り越えあっと言う間に
共同体。徹底的に遊ぶが今回のテーマ。水のステージには棟梁講師の四角目
さん、ブランコとぶら下がりのロープを設えいつでも飛び込めと誘う。水面
までは2m程の高さ。こちらは初めての筏作り、浮いて無事船出の大成功。子
供達の書いた絵を旗にして青年が20m級の竹に高々と上げる。川ではひんがら
一日水遊び。体育館でのゲームも大騒ぎ。一カ所にこれだけの人数が騒げば
並大抵の音じゃない。最終ステージはいつものように音楽はせずいろいろな
音を出して楽しむ趣向。竹楽器はもとより笹のこすれ合う音、釣り竿に結ん
だ石を投げての水音、空気砲、巨大ギロ、子供達の作った小さな楽器、竹製
カリンバ、声、拍手、最後は子供は言うに及ばず村長、講師、青年が飛び込
む水の音で締め。打ち上げはそうめん流しにカレーと焼き肉でまたまた大騒
ぎ。激しい9日間だった。それにしても睡眠もままならず四六時中子供の面倒
を見る青年達の常の笑顔には恐れ入る。一段と逞しくなるのは彼らだった。







第八弾!  宮崎県 木城町 えほんの郷 10才の一人旅 2006/8/17-27

今回は青年10人子供達31人。天気にも恵まれ強烈な日差しの元、頑張る皆。
いつもの5m級テポナストリ3本、ソロ打楽器新作2つ追加、竹筒を石に落とし
心地よい音の竹楽器を人数分作成、パープン19本は一定の音階を決めお客様
に叩いてもらうことにした。舞台と客席とのリズム合戦は面白く圧倒的に子供
達の勝利(笑)リズムローテーションでの青年達の作曲もなかなか秀逸力強い
様々なゲームと川遊び、炎天下での練習、食事に虫取り楽器作りと中身は濃い
何より今年も逢えたメンバーの成長ぶり、若い頃の一年はまるで若竹のようだ






第七弾! サングラスをかけたライオン 2006/3/11

岡谷市文化会館カノラホール主催でおおたか静流さんと箏衛門との朗読劇を
カノラの松沢さんと共に2年かけて準備した。元々は箏衛門実験シリーズで
メンバーの安田、山野両名が提示したものを再構成してみたものだ。この中
で効果音として竹楽器をふんだんに使う。おおたかさんと箏衛門の迫力有る
朗読、唄、演奏と皆で遊ぶ竹楽器、ただ趣味で作り続けてきたものがこんな
形でも使われる。何ともうれしいことだ。末は竹取翁か?






第六弾! 岡谷カノラ邦楽広場 2006/2/4

長野県岡谷市にあるカノラホールは邦楽に対しとても積極的に取り組んでくれ
る数少ないホール。昨年に続き全館使って子供達に様々なアプローチをする。
地元先生方のご協力を得て箏三絃の演奏指導、尺八や横笛を実際に作らせて
みるなど多彩な内容だ。その中の一部として今年は竹を叩こうコーナーでまた
また子供達と遊べた。大人までも楽しそう!最後はここの館長佐藤さん、実は
プロのサキソフォーン奏者。17絃でセッションさせて頂いたが感動もの。準備
段階で実際に竹楽器作りで苦労してくれた楽器商白澤君と会場スタッフの皆さ
んの楽しそうな様子も何よりありがたい。写真は竹楽器ソロで順番待ちの子供
達とカノラスタッフ。そして館長の勇姿。






第五弾! 木城えほんの郷 星の夜の音楽会 2005/10/29

今回はパーカッション古澤良治郎さん、サックス平野公崇さん、十七絃の異種
組合せ。前回夏の子供達ワークショップも前座参加でまた大暴れ!たくさんの
えほんスタッフ、大がかりな音響照明舞台には新居さん、関根さん、嶽さん、
渡邊徹さんが東京から。地元大工四角目さん制作のパープン(竹の節を抜いて
スリッパで叩くと重低音)最大4m級39本の壮観ステージ。野外客席は満杯。
いったいどこからこんな山奥に人が集まるんだ?肝心の十七絃はほとんど弾か
ず竹を叩きまくって一夜が終わった。ものすごいドラマーがいるというのに
迷惑な奏者になってしまった。でも夢がかなった!また来年もワークショップ
に行けそうだ。次回はまたむちゃくちゃ楽器群作って遊ぶぞー!写真右上は
古澤さん、下のプログラムは館長黒木郁朝さん制作の版画プログラム。






第四弾!  宮崎県 木城町 えほんの郷 10才の一人旅 2005/8/17-25

第二弾から三年ぶりのえほんの郷企画。今回は青年15人子供26人総勢40
人の怒濤の9日間!蒸し暑さ抜群、ヤブ蚊総攻撃、竹切り傷跡数知れず。
最終日は雷雨激しい集中豪雨の中、野外水のステージコンサート。ずぶ
ぬれ若者達の盛り上り!池に飛び込む奴も出た。気が付けば見慣れぬ御仁
ゲストの平野公崇さんサックス放り投げ、音響の新居さんまで打楽器奏者
になっている。なんと楽しいコンサートだったことか。今回は大工の四角目
さん、スタッフの那須さん大活躍でステージの楽器は皆彼らが作った。仙台
で試したパープンのビッグ版。最長3メートルを何と21本。ものすごい音が
する。が竹切りの大変さと節を抜く労力、このお二方に頭下がりっぱなし。
四角目さんのアイデアで突如できた逆さスチールドラムが大笑い。終わって
みればボール二個、ひしゃげて見る影もない。雨の中44人の叩く竹の音、雷鳴
水の音、虫の声までこだまして一夏が終わった。立見で濡れながらのお客様、
えほんの郷の皆さん、スタッフ、そして様々な問題を克服して行った青年達と
子供。みんな、すごかったよ!ありがとうね!翌日台風来襲、急遽帰宅のはめに。
誰とも別れ交わせず心残りの旅になった。








第三弾!  宮城県七ヶ浜国際村企画「竹の楽園」  2003/5/3-5

ただの趣味がついに展示公開へ!本業が遠のくうれしい日々(笑)経緯がおっか
しい。ギターの廣木光一さんの仕事でレコーディングスタジオへ。そこに坂田
明、吉野弘志、一噌幸弘さん等のマネージャーであられる渡邉徹さんに遭遇。
初対面で言葉もなく一緒にテイクを聞いている。そこに小樽在住ドラムの羽生
一子さん出現。「実は宮城の竹企画で頭を抱えている」と渡邉さん。「それな
らここにうってつけの変な奴が、、」と羽生ちゃん。後日とんとん拍子で話が
まとまる。今までに作った竹楽器と工作道具、車にぜーんぶ積み込んでいざ仙
台へ。着けば豪華な施設。会場には竹が山と積まれ、竹の根まで掘ってある。
こりゃあエライことだとスタッフのご苦労を思う。美術館風な場所に楽器を展示
照明も Good いけるじゃないの素人作品!入り口のしゃれた空間でも竹楽器作り
をする事になった。俺も見せ物、、^_^;どうせなら大物をとパープンに決め、
舞台の嶽さん和田さんにお力添えを頂いて組み上げる。作りながら客寄せ実演も
スリッパで叩くから人目を引く。長い竹は底鳴りがして気持ちいい。ついでに
ステージに載せるテポナストリ 10m級3本作成、これはさすがに疲れた。オープン
には多くの家族連れがやって来た。希望者にスリットドラムを作ってもらい(これ
もスタッフが何十本も切りそろえて準備万端!感激!)5分のリハーサルで舞台へ。
羽生ちゃん、俺、ベースの飯田雅春さん サックスの奥野義典さん 国際村の鈴木
裕治さん 巻き込んでどんちゃん騒ぎ。子供達も緊張顔でバシバシ叩く。俺、歌の
お兄さん状態!その他、境修一郎、みるさん夫婦による紙芝居の効果音で遊ぶ。
何ともあっという間のホントに楽しい三日間。番外でも異常事態勃発、でもそれ
はまた後日。展示した楽器はお客さんに自由に音を出してもらったのだけれど
見てるとやるわやるわ!修理が間に合わない(笑) 耐久性考えねばと新たな課題。
あーもう箏弾きやってられない!!皆さん、本当にありがとうございました。










第二弾!  宮崎県 木城町 えほんの郷  2002/8/17-21

子供(10才前後)40人が一人旅をしてここまでたどり着き共同生活を送ると
いうもので、自然に触れ独立心を養おうという企画でした。もう5回目だそう
です。事前に各国から青年(16-25才)12-3人が集まり、子供達の手伝いや日
々のまとめ役、あるいは芸術的感性取得の補助員としての立場を学ぶために
ワークショップが開かれました。そこではスウェーデンから役者、ダンサー、6名と日本
から音楽担当三名が講師として参加し彼らを指導します。まず青年達に実際の
プログラムを体験してもらいます。その後 講師と彼らが再度協力して同じ
プログラムを子供達にと言う二重構造になっています。プログラムの中身は
まずスウェーデンのパフォーマー達がありとあらゆる身体的パフォーマンスを
無言の中でゲームとして進めながら青年達に教えていきます。これは五感全て
投入の大変興味深い内容でした。私達音楽担当は 10m級の太い竹を青年達自ら
の手で切らせ、打楽器を作り、実際に叩いて他者と自己の意志を通い合わせ
音楽を構成していく役目。最終日には全員で野外月夜の下のセッションです。
(九州 宮崎県 木城町 えほんの郷)






第一弾  おこととどらむ in 小樽 2002/5/30

異種組み合わせなセッション ドラム羽生一子さん ベース飯田雅彦さん
サックス奥野典義さんと十七絃。子供達に竹を切らせて即席打楽器3種類
(竹琴、魚鼓、テポナストリ)作成。その後、皆で大セッション!竹を
を切る子供達の真剣なまなざしと音が出た時の喜びの表情、お客さんを前
にして思いっきり叩く姿。気持ちのいい空間でした!





自作竹製打楽器


オリジナル自家製スプリングリバーブ

尺八になり損ねの質の良い竹を半分に切り中に10センチ
ほどのバネを仕込みます。これを手に持ち木琴のバチで
たたきます。すばらしい音、まさにスプリングリバーブ。
95年頃思いついて試作完成時には驚喜。25cm前後
打楽器奏者の方々からも絶賛?!
「響竹」とでも名付けましょうか?


オリジナル第二段、命名不可 奏法多様!節もいい音。50-60cm


第三段、耳に当てはじく。いわばカリンバ、自分だけに響く深い音。35cm


第四段、豚の悲鳴、バスドラの皮に松ヤニ塗った棒を上下、


第五段、オリジナルシェーカー各種


第六段、肩たたき (笑)


第七段 イカにタコ


第八段 08/12夜叉ケ池公演の為に作ったシェーカー各種
アマゾンの木の実チャフチャス使用


以下世界の竹楽器自作シリーズ。

テポナストリ(メキシコ) 上三本は皮を焼き(真竹)
下は皮を剥いで焼いてみる。(孟宗竹)



チャロチャロ(インドネシア)(スリットドラム)生の竹はすぐ割れる
下は真竹の皮をこんがりと、、。


さざ波 (レインスティック)(アマゾン) 1.7m 直径5cm 落下時間長し!波の音


アンクルン(インドネシア)制作に結構手間がかかる。コロコロ音


バリンビン(ルソン)ムックリのような音、細い割れ目がさわりになる。40cm


竹制ウッドブロック!


雀おどし(日本)音は竹のカスタネット?


棒状タンバリン


ギロ (ささら 東北南部)


回しもの各種  1.うなり木(世界各地)  2.鳥笛(日本)(穴から空気が入り笛の原理で鳴る)
3.弓(ゴムの絃が和音で唸る)  4.蛙、蝉の声?(糸の付根に松ヤニ 擦る振動が筒に伝わる)


ウインドチャイム(アジア)超高価煤竹(すすたけ)


スプリングドラム、開口部を調節で嵐の音


鼓の音、節を叩く、穴の押さえ加減で音程が変わる


バリハ(マダガスカル)箏糸使用 音は素朴ウクレレ?


スタンピングスティック(オセアニア 南米)13-22cm
ただの筒 石に落としてコーン!一応ドからシの12本


マシンガン 全長54センチ!トリガー回転させカタカタ音


パープン(ベトナム) 節を抜きスリッパで開口部を叩く 直径14cm 2m 重低音
音程はおおよそ内径10cm竹長150cmで基音Aとなる。約15cm刻みで半音変化。
下は手持ち変形パープン 叩き方で二種類の音が出る。


節を生かしたボンゴ


うなり円盤(南アフリカ) 昔ボタンで作ったなぁ。


ト、ルン (ベトナム)木琴の原型?


ムックリ(日本)指で弾くタイプ


ご飯だよーっ!コーン!盆栽板+裏に細工の煤竹


マイノリティー 何と魅力的な!
1.表は楕円の一本の竹、裏から見れば二本が一つに
2.土からこの形のままに成長していた
3.楕円形の根本からぐっと反り返る


小物各種(暇人!)





バードコール

樫などの堅い枝深さ1cm程度 径7mmの穴を開ける
そこにアイボルトのネジ経8mmの先端に松ヤニを塗ってねじ込む
回すと鳥の声になる 結構いろいろな鳴き声が出て楽しい
アイボルトは高価なので今回は蝶ネジにて
要は回せるネジならなんでもOK 太い方が音が大きい?
写真は樫の小枝と雑木林で拾った桜の枝
細い竹と釣りの錘でも作れるそうな





番外 テポナストリ作成


孟宗竹直径10-15cm程度
長さは1-5m程度のもの
各節は抜かず全て残す
ACDBが振動版となりこれを舌と言う
1.ジグソーの歯が入る程度の穴を二箇所に開ける AB
2.直線 AE BF をジグソーで切る AB間は約6センチ
 その時JLのような角度で切断のこと
 Kのように中心に向かって切ると舌が振動できなくなる
3.真ん中の線 CDを入れる
 この場合 AC CE 間の距離を同じにしないこと
 距離が短いと音が高く 長いと低くなる
4.根本の節の短い所は I のように舌は一つで良い
5.舌の形状はどんな形でも良い GH のように間が空いても良い
6.竹の細い方(上部)にMのような足をつける(菜箸などが適当)

スティック作成 竹の枝でも良 1セット2本
菜箸(竹製の40cm位のもの)一組準備。
箸の先端の細い部分は切り落とし全体に同じ太さにする。
Gパンなどの切れ端をボンド付けて巻き付け凧糸で縛ります。
布ガムテープで巻いて輪ゴムで巻いての代用も可。




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